広島県土地家屋調査士会

じめんのボタンのナゾ

いちばんえらいボタンをさがせ

自由研究作品

「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」

第29回全国小中学生作品コンクール生活科部門

最高賞「文部科学大臣奨励賞」受賞

作者 富山県富山市立蜷川小学校2年
本吉 凜菜(もとよし りんな)さん

 

 

通学路で地面にたくさんのボタンがあるのを見つけた凜菜さんが、そのボタンの正体を探りまとめた作品です。
ボタンの目的や誰がどうやってつけたかなどの疑問を解決すべく、ボタンに書いてある「土地家屋調査士会」に行って、 ボタンが土地の境界を示す「金ぞくびょう」などであることを知ります。
さらに、もっと大事なえらいボタンがあることを教えてもらった凜菜さんは、国土地理院まで出かけ、 『街区三角点』などの基準点があることも知り、その街区三角点がなんと凜菜さんの小学校の屋上にあるという嬉しい発見に至ります。
ボタンそのもの以上に「そのち点にふかいいみがあるんだなとわかりました」というしっかりした結論が見事です。
日常のふとした疑問を深く探究する姿勢、そして読み手を引き込む工夫のあるまとめ方が大変素晴らしい作品です。(全国小中学生作品コンクールホームページより)